15年ぶりのほんとの冬。11月出店の続き(日本にいます)


私にとってどんな気候がちょうどいいと言おうと

そんなことは関係なく、今年は容赦無く、私も日本の冬に突入しそうだ。
たぶん、ホントの冬は、15年ぶりくらい。
いつもの年なら、今頃ネパールのカトマンズで到着している頃。
寒さが本格化する前に「また来年の夏ね!」と旅立ち続けて15年。私にとって「本気の冬」は、ネパール・カトマンズの11月の2週間だった。ヒマラヤ山脈に囲まれたネパール人にとっては、標高1300mのカトマンズ盆地は割とおだやかな気候で、実際雪が降ることはほとんどない。11月の最初の2週間なんて、まだまだ序の口。たぶん東京と同じくらいの寒さだけどそこはヒマラヤの一部だけあって、朝と夜は冷える。建物の断熱がよろしくないので余計底冷えする。
カトマンズ地元の友達には、私はいつもぐるぐる巻きに防寒しているので笑われる。それでも、11月のカトマンズの2週間が私にとっての本気の冬なのだ。冬と言ったらそこなのだ。カトマンズの後にいくインド北部のジャイプールも寒いっちゃ寒いけど、カトマンズほどじゃないのだ。
だからそこに全力を注ぐ。暖かグッズは各種ネパールにキープしてある。数少ない暖かグッズをかき集めて冬に備えようと思ったら、一番暖かいショールをインドに忘れてきてしまったことについ数日前に気づいた。ショック。
コロナのせいで、インドにもネパールにも帰れる見通しが立っていない。こればかりはどんなにジタバタしようとも自助努力ではどうともならないので
年越しは日本でする覚悟を決めた。私なんかが覚悟を決めようが決めまいが、そうするしかないみたい。
今年も大好きな松本のヤマベボッサでジュエリー展を開催できてうれしい限り。無事終了しました。またまた今年も盛り上げてくれた皆さんありがとうございました。初めての松本の秋、というか立冬ね、朝と夜の冷え込みは容赦無く持っている暖かグッズを総動員でどんどん着膨れしていく私。でもこれは冬の序の口らしくそこも含めて11月のカトマンズを思い出す。
ベランダから見える北アルプスが美しくてネパールに行けずに切ない気持ちになっていたのが
ちょっと救われる。
ジュエリー展後ボッサファミリーと長野の紅葉を愛でに行く。今の時期はいつもならネパール。紅葉とかもう、10年以上ご無沙汰だったのであまりの美しさに口あんぐり。「松本の寒さもこのためと思えば
なんてことない」などと思う。温泉でポカポカだったからね、なんとでも言える。
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 鹿教湯温泉(かけゆ温泉)

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ヤマベボッサから歩いて2分の松本民藝館。手入れしすぎてない庭がいい。


そして松本から静岡の富士へ。
ほぼずっっっっと紅葉を愛でつつ移動という贅沢な列車の旅。
明日から静岡・富士のカフェ・ラウンドアバウト(Majiyacci)でジュエリー展。毎年やっているマルシェ・蜃気楼が、今年はできたばかりのカフェで開催。ヨーロッパのインポートものセレクトショップ Majiyacci (マジヤッチ)
に併設の朝からカレーが食べられるカフェ。
︎11月のShanti Riot予定 (の続き)
11月10日(火)〜14日(土)静岡・富士市 カフェ・ラウンドアバウト11月20日(金)~23日(月・祝)神奈川県川崎市・溝の口 アヤハビラ
11月28日(土)東京・大森 圓能寺 えんにち 10時〜17時(予定)
年内の出店はここまでかも。その後は諸々未定で、とりあえずは日本での年越しになりそうだけどここは本腰を据えて、今できることに取組むつもり。来れ、日本の冬(あでもやっぱりそんなに積極的に立ち向かえない)